自作でもこれだけの完成度!カバーカーは彼女さん

発売:1984年8月号
車種:カリーナ1600GT 50年式

 またまた千葉の「レーシングNo.1」からカバーカーが輩出された。荒々しいオーラを放つが、作りが非常に丁寧なカリーナだ。フロントフェンダーはセリカワークスをパテ埋め、リアはグッと外へと張り出す自作シルエットフェンダー。ボディと一体化した上、クォーターガラスもパテ埋めしている。簡単には元に戻せない、気合いが入ったボディチューンである。
 ボンネットはキバのように鋭く伸びたロングノーズで、ライトは角目4灯に変更。ハネは普通のシルエットウイングとはちょっと違うアーチ形状。リアゲートは3ヶ月かけて自作した、カリーナでは珍しいアイローネ仕様となっている。ちなみにカバーカーは彼女の幸子さん、今の奥さまだ。