メッキパーツを取り入れたハイソ仕様

撮影日:2017年2月25日
イベント:名古屋オートトレンド(愛知県)
ナンバー:愛知県

TOYOTA CROWN
クラウン(S120型:1983年〜1987年)

 80年代半ばから急速に広まっていったハイソカーブーム。当時現行型だった12クラウンやY30セド・グロ、GX71系三兄弟などに人気だったのが、メッキを採用した外装パーツ。インパクトを求めて大きなバンパータイプのエアロを組むオーナーもいたが、ベース車が持つ高級感を崩したくない人にはメッキパーツが好まれていた。メッキ系を得意としていた代表的なメーカーは、プロント(TNDコーポレーション)とゲインズ。

 この12クラウンにはゲインズのメッキフェンダートリム、そして美しく輝くメッキのフロントリップが装着されている。純正でメッキを多く取り入れた12クラウンだからこそ、この手のパーツが良く似合う。ちなみにこのクルマには付いていないが汎用タイプのメッキサイドステップ、ゲインズのステップトリムも大人気だった。ホイールはゴールドのエンケイメッシュ。変に落としすぎない車高が逆に当時っぽい。