ストレートの4本出しマフラーが当時風

撮影日:2018年1月28日
イベント:ニューイヤーミーティング2018(東京都)
ナンバー:静岡県

TOYOTA CROWN
クラウン(S110型:1979年〜1983年)

 110クラウンが「鬼クラ」と呼ばれるのはなぜか?それはウインカーの端が尖っていて、鬼のようにイカツく見えるから。確かに目を背けたくなるほどワルっぽい表情だ。ワインレッドのボディカラーはオールペンだろうか、グリルの内部やバンパーなどを同色で塗っているのが個性的。エアロパーツは装着せずにスッキリまとめており、その代わりに車高をベッタリとローダウン。高級セダンにドンピシャと言える、懐かしのワイヤーホイールを履きこなす。この手のデザインは、純正フェンダーだからこそハマるのだ。

 そしてリアまわりを見ると、バンパーよりも長い4本出しマフラーが圧巻。ハネ上げ&ハス切りにするとVIPっぽくなってしまうが、小径パイプをまっすぐ伸ばしたテールエンドは70’sな大排気量のアメ車っぽくて当時カッコ良く見えたものである。
 室内はパープルのダッシュマットやミラーに吊り下げたネックレスがオシャレ。ダッシュマットは当時の高級クラブ感あふれるチンチラ仕様。