ドアを開けられるワークスフェンダー

発売:1985年5月号
車種:ローレル  76年式

 普通は4枚ドアのクルマにワークスフェンダーを付けたら、後ろのドアを開けることはできない。ビス留めだったらいざとなればワークスを外せば済むかもしれないが、パテ埋めしてしまったら簡単にはいかない。このローレルはワークスをパテ埋めしているが、後ろのワークスは2枚重ねているのがミソ。重ねた上側のワークスだけ分割してドアにパテ埋めしているので、スムーズに開閉できる。このワザは当時画期的だった。
 フロントスポイラーとサイドステップ、マッドガードは鉄板製で、ワークスと同じくボディにパテ埋めしている。ダルマセリカのダクトを添えたボンネットは40㎝のロングノーズとなり、先端を尖らせてイカツさを強調。鏡面仕上げのライトカバーも面白い。