88年3月号/正体不明のダクトチューン車がデビュー

発売:1988年3月号
車種:トヨタ・コロナ

パーツをただ取って付けたのではなく、オールパテ埋めで加工も満載。オリジナリティのあるワザが詰まったクルマだが、外装をパッと見ただけでベース車が分かる人は少ないだろう。フロントグリルは10ソアラ、テールランプはGX61クレスタ純正を移植。リアドアの三角窓をつぶして3連ダクトを刻み、ピラーの形状まで変えている。答えは140系の7代目コロナ4ドアセダン。今となってはベース車ですらピンと来る人は少ないかもしれない。違和感なく収まっている10ソアラのグリルだが、ライトとコーナーランプはコロナ純正を残したのがこだわり。フロントフェンダーには立体的な4連ダクト、リアドアをスムージングして3連ダクトを追加。MR2純正を延長したウイングも斬新。