希少なΣを当時仕様と今風で上手にミックス

撮影日:2016年11月13日
イベント:旧車エキスポ(大阪府)
ナンバー:大阪府

MITSUBISHI GALANT Σ
ギャラン シグマ(A131型:1976年〜1980年)

 一世代前のギャランGTOは街道レーサー&グラチャン時代にちらほら目にした車種だが、ギャランΣ(シグマ)は当時としてもイジる人は少なかったモデルである。しかし手を加えると渋さとカッコ良さが一層際立つことが、このクルマを見て良く分かる。チンスポやヒロッパネのような角を立てたリアウイング、ビタローニミラーなど旧車にビシッと決まるパーツをセレクトしつつ、今風のワザをミックスしたのがポイントだ。

 クッキリとしたアーチのオーバーフェンダーにセットしたホイールは、昔ながらのSSRシリーズやスターシャーク、シャドースポークでもなく、割と新しめなワークマイスターCR01。スタンス系に人気のモデルを履きこなすというセンスが面白い。ヘッドライトはマルチリフレクタータイプに交換されているほか、ウインカーはLED加工が施されている。単なる「当時仕様」では終わらない進化を楽しんでいる様子。