パーツメーカーがブームの火付け役

メーカー名:ウエダ商事
ホイール名:ガルトマイヤー
発売時期:1996年

 90年代のVIPセダンシーンで驚異のヒットを記録したホイールが、今はなきウエダ商事のガルトマイヤー。スポークとディッシュを組み合わせたデザインは、当時としては斬新だった。96年に発売した当初はあまり注目を集めなかったが、VIPセダン用パーツメーカーのジャンクションプロデュースがデモカーのホイールに採用。それを履かせた13クラウンや10セルシオ、Y32シーマなどをカーショーにズラリと並べた姿は圧巻で同時に「ガルトマイヤーはVIPに似合うホイール」として定着した。その後はツインスポークタイプのガルトマイヤーマインバッハ、6×2スポークのガルトマイヤープロストなども発売したが、いずれもガルトマイヤーほどのヒットとはならなかった。