マツダのスペシャルティカー、コスモAP

撮影日:2018年2月17日
イベント:Nostalgic2days(神奈川県)

MAZDA COSMO AP
コスモAP(CD23型:1975年〜1981年)

 今でも改造車のベースとして人気のコスモAP。ランドウトップのコスモLも設定されていたが、スタイリングが美しいファストバックのコスモAPの方が「改造映え」が良い。デビューは1975年、当時問題となっていた排ガス公害の対策をいち早く行ったことから、アンチポリューション(公害対策)の略称である「AP」の名が付けられた。

 エンジンはレシプロの2リッターと1.8リッターの設定もあったが、もちろんマツダ独自のロータリーも設定。125馬力の12Aのほかに、最上級グレードのリミテッドだけに搭載された135馬力の13Bも用意される。燃費は決して良くないが、チューニングの素材としては13Bが好まれた。外装の特徴は「バリカングリル」とも呼ばれる縦格子状のグリルに、端が立ち上がった怒り目のようなテールランプ。シャコタンにすると、よりカッコ良さが増すのだ。