少ない手数で走りのオーラを放つ

撮影日:2017年11年19日
イベント:旧車天国(東京都)
ナンバー:茨城県

NISSAN SILVIA
シルビア(S110型:1979年〜1983年)

 3代目のS110シルビアは、モータースポーツシーンでも大活躍を収めたモデル。ボディ形状はハッチバックとハードトップの2タイプ。前者は刺激的なイエローのイナズマラインを走らせたニチラインパルシルビアターボとして、スーパーシルエットレースに参戦。後者はWRCラリーの競技車両に採用され、最高成績2位を記録した。撮影車両はリアクォーターからハッチエンド部にかけてのラインが美しいハッチバック。ハデな改造は施さず、ノーマルの良さをキープしているところにオーナーのシルビア愛を感じさせる。

ゆえにエアロの類はフロントスポイラーのみ。冷却効果を考慮してか、ナンバープレート取り付け部をエアダクト化しているのもポイント。この型のシルビアは「200SX」のネーミングで海外でも販売され、リアガーニッシュは輸出用に交換されている。テールランプと同じデザインなので一体感がある。ナンバープレートはバンパーに移設した。