不人気車と言われてもイジると決まるクジラクラウン

撮影日:2018年1月28日
イベント:ニューイヤーミーティング2018(東京都)
ナンバー:茨城県

TOYOTA CROWN
クラウン(S70型:1971年〜1974年)

 根強いファンが多い歴代クラウンの中でも「異端児」と言えるのが4代目。通称「クジラ」の由来となったスピンドルシェイプのフォルムは当時としては斬新すぎて、発売当初こそ受け入れられることはなかった。しかし比較的安く手に入るようになった頃は、オールパテ埋めやぶった切りオープンなど後戻りできない改造のベースとして重宝された。今や個体数も非常にわずかなクジラクラウンをノーマルの良さを残しながらモディファイしたのがこちらの1台。フェンダーは触らず、ミラーも純正のままというところにこだわりを感じる。程良い大きさのチンスポとカモメウイング、ツリ目の330ヘッドライトでちょっとだけ違いを出す。ホイールはゴールドのメッシュを選び、深みのあるダークブルーボディとのマッチングも上々。マフラーはストレートのハネ上げデュアル。迫力のエキゾーストノートを奏でそうだ。