サーキットは走れなかったけど表紙に

発売:1982年5月号
車種:セリカXX 1979年式

 ゼッケン35のセリカXX。セリカワークスを張っているが、ちょっとキズが多くて取って付けた感があるのはあくまでも撮影用だから。当時の記事を見ると、普段はノーマルフェンダーで乗っていたようである。足まわりはコニーのショックを組んで強化し、エンジンはブリッツKKKターボキットで馬力アップを実現。人気企画の「チューニングカー診断」に登場する予定のクルマだったが、取材当日にハブボルトのネジ山を切ってしまって肝心のサーキット走行による診断ができなかった。それでもカバーカーに選ばれたのは、この見た目できっちりエンジンチューンをしているためだろう。