あの頃の富士スピードウェイを思い出す

撮影日：2018年1月28日
イベント：ニューイヤーミーティング（東京都）
ナンバー：茨城県

TOYOTA CARINA
カリーナ（TA12型：1970年〜1977年）

　今や絶滅危惧種の初代カリーナだが、当時の仕様を良く研究しているというか、街道レーサー・グラチャン初期仕様の「純度」が非常に高い。80年代前半までは、レーシングカーを連想させるボディパーツで武装した改造車の黄金期。むき出しのオイルクーラーやゼッケンがまさにそれっぽい。

　ライトカバーも付いているが、斜めに角度を付けてツリ目にしているのがいかにも改造車らしい。黒いボディに映えるシルバーのセンターラインもレーシーで手抜きなくリアまで続いている。スポイラーはチンスポと板ッパネ程度でシンプルに、ワークスはセリカ用。それぞれシルバーで塗装してメリハリを付けている。リアガラス越しに見えるのは、イエローのロールバーとパイオニアスピーカー。