リアビューにワザありな510ブルーバード
撮影日:2016年11月13日
イベント:旧車エキスポ(大阪府)
ナンバー:大分県
NISSAN BLUEBIRD
ブルーバード (510型:1967年〜1972年)
アメリカでも販売され、レースで大活躍した510ブルーバード。サイドに赤と青の2本ラインが入ったBREカラーはとても似合っていた。日本では走りに特化した硬派な仕様が多いが、この大分の510ブルはボディメイクにも力を入れている。前後のバンパーを外してスッキリさせ、フロントにはチンスポとオイルクーラーをセット。フェンダーミラーは位置をずらしてウインドウ側に装着しているが、視覚的にノーズを長く見せる効果があり、当時福岡を中心に人気を博したワザだ。ボンネットにはセリカLBダクトがアクセント。パテ埋めして違和感なく馴染ませている。
驚くべきはリアまわりで、何と610ブルーバードU(通称ブルU)のテールランプ一式がインストールされている。板金加工により、自然な仕上がりだ。ホイールは当時モノのワークエクイップ。この年代のホイールはくすみまくっているものが多い中、ディスク・リム共にピッカピカでいかに大事にしているかがわかる。