ワルっぽさと性能の高さを上手に融合させた人気ホイール

メーカー名:タケチプロジェクト 
商品名:レーシングハート  
発売時期:1982年

 タケチプロジェクトはマツダのワークスドライバーとして活躍した故・武智俊憲氏が設立したホイールメーカー。初期の大ヒット作と言えば、1982年にデビューしたレーシングハートだろう。「ハヤシストリート」でおなじみ、ハヤシレーシングとの共同開発だった。

 レースで培ったノウハウを生かして作られたという、性能の高さもセールスポイントとしていた。ゆえに市販車向けだけでなく、競技用も販売されていた。5穴車用の5本スポークも設定があったが、馴染み深いのは鋭い十字型の4本スポークだろう。

 鮮やかなゴールドで塗装されたディスクが華やか。サイズは14インチ・1ピース、最大13Jまで用意されていたのでワークスフェンダーとの相性もバツグンだった。