高い完成度!これぞチバラギの見本
発売:1985年9月号
車種:マークⅡ 84年式
チバラギのイメージとは?きっと思い浮かぶのはワークスや竹ヤリ、デッパなどといった過激なパーツで武装したクルマだろう。このGX61チェイサーは、それらのパーツをフル装備した「ザ・チバラギ」な1台。当時19歳のオーナーがほとんど自分で仕上げたという力作だ。
フェンダーはセリカワークスをビス留めし、ホイールはF9・R10JのSSRマークⅠ。70㎝も延長されたデッパやサイドステップ、流れ星のダクトが入った大型ウイングも自作となっている。面白いのがサイド出しの竹ヤリで、3本のパイプをクロスさせて絶妙な角度を付けている。数ある自作品の中でも特に苦労したのが、鉄ノコを使って1日がかりで切ったボンネットダクト。奥行きはピンクで塗り分けているのがポイント。