ボンネットから飛び出す極太マフラー

発売:1985年6月号
車種:スカイライン 82年式

 エアロブームに喝!と言わんばかりに、オリジナリティのあるシルエットマシンが6月号の表紙を飾った。ベースはカバーカー初登場のR30スカイライン。最初はエアロ仕様だったが、器製のパーツでは満足できずにコッテコテの姿に作り替えたという。フロントフェンダーは50㎝ロングのデッパに合わせて丁寧にカットされたセリカワークス、リアは後方に20㎝も伸ばしたシルエットフェンダー。サメの背びれのようなシルエットウイングも迫力満点。
 そして圧巻なのが、120φのパイプを使ったボンネット出しマフラー。ここまで極太のパイプを使うのは今まであまり例がなかった。残念ながら実際は排気しないダミーだが、ボンネットに穴を開けて取り付けているからリアリティがある。