走るバブルの象徴、ケーニッヒのワイドボディ

撮影日:2018年9月23日
イベント:掛川オールドカーフェスタ(静岡県)
ナンバー:静岡県

MERCEDES BENZ S-CLASS
メルセデス・ベンツ エスクラス(W126型:1970年~1991年)

バブル全盛期の80年代後半から90年代前半にかけ、ボディメイクがウリの欧州チューナーカーが日本にどんどん輸入され、ちょっとしたブームとなった。その代表格がケーニッヒ。躍動感あふれるグラマラスなワイドボディキットは日本の改造車シーンにも大きな影響を与え、そのデザインをFRPや発泡ウレタンで自作するユーザーも多かった。ケーニッヒのボディキットはラインアップも豊富で、今では懐かしのW126メルセデス・ベンツに始まり、BMWやポルシェ、フェラーリまであらゆる高級車を艶やかに仕上げて話題を集めた。2本足の大型ウイングはエアロパーツ製作業者が汎用品としてそれっぽいデザインで販売し、こちらも大ヒット。