88年1月号/後ろに回ると初日の出が拝めたジャパン

発売:1988年1月号
車種:ニッサン・スカイライン

88年になるとボディ加工のレベルがさらにアップ。ダクトメイクが流行ったのもこの頃。フェンダーだけでなく、ボンネットやドアなどスペースが空いていればとりあえず入れるというクルマを多く見かけた。1月号のカバーカーはジャパンだが、原型がほとんど残っていない。3人の友達同士による共同作業で作り上げた1台だ。カラーリングは赤・青・白のトリコロール、リアフェンダーに描いたイナズマラインは塗装中に思いついたアイデア。ロングノーズは20cm、デッパは特注の40cm。バンパーと一体型だから取って付けた印象はない。フロントフェンダーはスターレットワークスをパテ埋め、リアは純正のサーフラインを生かすべく純正フェンダーを貼り合わせたオリジナルのシルエット。そして1m20cm伸ばされたハネは旭日旗風のペイントが施され、2羽のカモメが飛び立つというおめでたい仕様。