「走るシーラカンス」の異名を持つ初代デボネア

撮影日:2018年8月5日
イベント:勇士会旧車ミーティング(北海道)
ナンバー:北海道

MITSUBISHI DEBONAIR
デボネア(A33型:1964年~1986年)

1964年のデビューから1986年に2代目へとバトンタッチするまで、約22年間も生産されていた三菱・初代デボネア。基本構造をほぼ変えることなく長く作られたクルマは当時としては類を見ず、「走るシーラカンス」とも言われた。とは言えリアまわりはモデル初期がL型のテールランプを採用し、マイナーチェンジで角型に変更。エンジンも2リッターOHVから2リッターSOHC、2.6リッターSOHCに進化するなど時期によって細部を仕様変更している。この50’sなスタイリングのクルマが、80年代半ばまで購入できたことが驚きである。アメリカナイズなデザインだから、アメリカンカスタムのベース車としても好まれた。