オーバーフェンダーが標準装備だったチェリーX-1・R

撮影日:2019年1月27日
イベント:淡路ミーティング(兵庫県)
ナンバー:大阪府

NISSAN CHERRY
チェリーX-1・R(E10型:1970年〜1974年)

1970年にデビューした日産チェリーは、お手頃な価格帯で当時の若者を中心にヒット。特に1973年に追加された3ドアファストバッククーペのX-1・Rは、純正でオーバーフェンダーを採用したことで話題となったホットモデル。エンジンはサニーシリーズにも設定されたA12に、SUツインキャブを設定。最高出力は80PSを誇る。なおX-1・Rはオーバーフェンダーだけでなく、本革巻きステアリングやバケットシートなど内装もスポーティに振っていた。

ツーリングカーレースのベース車としても好まれ、若き星野一義氏(現ホシノインパル代表)もハンドルを握っていた。撮影車両のボディカラーは明るめのオレンジ。オーバーフェンダーにツライチでセットしたのがSSR・マークⅢで、こちらもディスクカラーはオレンジ。チンスポとリアスポイラーも似合う。