当時を追い求めるだけではつまらない

撮影日:2017年10月9日
イベント:J−NATION(滋賀県)
ナンバー:兵庫県

NISSAN LAUREL
ローレル(C230型:1977年〜1980年)

 兵庫・姫路の有名な230ローレルの進化形がこちら。コーナーランプはY30のまま、ヘッドライトをY31セド・グロ純正にチェンジ。ちょっとツリ目っぽく角度を付け、イカツい表情に仕上がった。フロントグリルはベンツ用を加工して移植。リバティーウォークのロゴをモチーフとしたボンネットマスコットも違和感なし。フロントスポイラーは以前よりもロングとなり、押し出し感も格段に増した。

 ワークスフェンダーによるワイドボディは以前のままだが、新たにオリジナルのサイドステップを追加。ワークスとの一体感が見どころだ。マフラーはハネ上げ&ハス切りのデュアル出し。延長された3分割ハネがリアビューにインパクトを与える。テールランプは200系ハイエース用の社外品を加工装着。昔の仕様に固執せず、新しさも積極的に取り入れてオリジナリティを出しているのが面白い。

 内装は小径ハンドルやロングシフトノブなど、ウッドを多めに取り入れてゴージャスなムードを注入。ホワイトメーターも違いを出している。コンディションも良さそうで外観は過激なカスタムだが、とても大切にしているのが伝わってくる。