2種類のボディ形状が用意されたF30レパード

撮影日:2018年4月22日
イベント:第9回旧車ミーティング(広島県)
ナンバー:山口県

NISSAN LEOPARD
レパード(F30型:1980年〜1986年)

1980年にデビューした日産のスペシャルティカー、初代F30レパード。ライバル格である10ソアラよりも1年早くデビューしながらもソアラの出来が良すぎて販売面で苦戦したが、今でもファンが多い1台。ボディ形状は2ドアハードトップ、そして写真の4ドアハードトップの2タイプが用意された。ヘッドライトはフォグ内蔵型となっているが、チェリー店に設定されたレパードTR-Xはヘッドライトが角型4灯になるなどさり気なく差別化を図っていた。

バックミラーはデビュー当初こそフェンダーミラーだったが、モデル末期になるとグレードによりドアミラーが装備された。テールランプ側面に設けたダクト状の部品は他車種に流用するケースが多く、「レパードドラフター」という名称で親しまれた。撮影車両はホイール以外はほぼノーマルで、改造歴が少ない個体は珍しい。ホイールは当時モノのシャドースポークを履いている。