先進的なジウジアーロデザインのピアッツァ

撮影日:2017年11月19日
イベント:旧車天国(東京都)
ナンバー:東京都

ISUZU PIAZZA
ピアッツァ(JR120/130型:1981年〜1991年)

現在は国内での乗用車生産を撤退したいすゞだが、117クーペやベレット、ジェミニなど他のメーカーにはない個性あふれる名車を世に贈り出してきた。1981年にデビューしたピアッツァも忘れてはならない1台。デザインは過去に117クーペを手がけたイタリアのデザイナー、ジョルジェット・ジウジアーロが担当。前方は角を立て、リアはハッチから丸みを持たせたスタイリングが特徴で、ジュネーヴショーに出展したプロトモデルからデザインを大幅に修正することなく販売された。

デビュー当初は異形のフェンダーミラーを採用していたが、その後ドアミラーに変更。オートエアコンや車速感応型操舵力可変パワーステアリングなど、快適装備も充実していた。写真の車両は純正のアルミホイールやサイドストライプがちゃんと残っており、ほぼノーマルを保った状態で現存しているのは珍しい。