ガメラマスクのブタケツローレル参上

撮影日:2017年1月29日
イベント:ニューイヤーミーティング2017(東京都)
ナンバー:群馬県

NISSAN LAUREL
ローレルSGX(C130型:1972年〜1977年)

 4ドアセダンと2ドアハードトップで構成される2代目ローレルSGX。後者は独特なヒップラインから「ブタケツ」というニックネームで親しまれている。古くから改造のベース車として支持を集めているが、やはり当時風の街道レーサースタイルが一番似合う。濃さが異なる2種類のパープルでオールペンされたこのローレルは、妖艶でワルっぽい色のイメージもあって、異様なオーラを放っている。

 面白いのがセダン用のグリル&ライト枠を移植していること。誰が読んだか知らないが、「ガメラグリル」という名称で浸透している。同型のローレル同士とあって、違和感なくフィット。ヘッドライトはイエローのマーシャル、右ライトの内側にはロゴ入りのカバーが装着されている。
 テールパネルは加工され、チェリーのワンテールを仕込む。当時から一部のオーナーが挑戦していたワザだ。ウイングは両端が垂れ下がった、通称カモメウイング。ブタケツにはやっぱりコレだね。