自動車電話が憧れの時代、専用アンテナが大ヒット
パーツ名:自動車電話アンテナ
流行時期:1980年後半〜1990年前半
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80年代後半から90年代半ばにかけ、高級セダンのステータスアイテムとして崇められていた自動車電話。まだ携帯電話さえ普及していないこの時代「電話が付いているクルマに乗っている」ということはある意味成功者のシンボルであった。自動車電話を搭載していることをさり気なくアピールするアイテムが、ウインドウに貼られたJMPS(NTTの自動車電話サービス)のステッカー、そしてトランクに付けられたアンテナだ。
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このアンテナは自動車電話大手だったNTTが提供していたことから「ドコモアンテナ」とも呼ばれることもあるが、正式名称はトランクリッドアンテナ(またはTLアンテナ)。ドレスアップにおいてはほとんどがダミーとして使われ、現在は旧来の自動車電話サービスが終了しているため使用することはできない。また当時は静電気を放出する、トランクリッドアンテナと同型状のアースアンテナも売られていた。中にはアンテナ1つだけでは満足せず、2個付けする人も多かった。
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