余計なモノは付けない、硬派なソアラ

撮影日:2017年11年19日
イベント:旧車天国(東京都)
ナンバー:茨城県

TOYOTA SOARA
ソアラ(Z20型:1986年〜1991年)

 シンプルさを追求した20ソアラ。バンパー類は純正だが、地面スレスレまで車高を落として近寄りがたい存在感を放っている。ただボディには抜かりなく加工が施されており、しかも仕上がりが非常にキレイ。オーバーフェンダーは鉄板溶接だろうか、アーチの描き方がとても美しい。そこに合わせたホイールは、ピカピカのリムが際立つマークⅠ。パンパンに張ったタイヤのショルダーで面を合わせ、ワイド感に拍車をかけている。フロントフェンダーに切り込みを入れ、2連ダクトを取り入れているのもハイセンス。

 リアまわりはノーマルに近い状態をキープ。トランクには板ッパネなどを付けるクルマが多い中、何も付けないというのが潔い。というわけで、砲弾型のマフラーがリアビューのポイントとなっている。バンパーのデザインやテールランプを見るとベースは2リッター・GTツインターボのようだが、車幅が純正よりワイドになったこともあって3ナンバーに変更されている。