外せる物はとことん外してレーシーに
撮影日:2017年10月9日
イベント:J-NATION(滋賀県)
ナンバー:茨城県
NISSAN SKYLINE
スカイライン(GC10型:1968年〜1972年)
ハコスカは前後のメッキバンパーを外すだけで、レーシングカーのような勇ましいスタイリングに生まれ変わるから面白い。軽量化のためなら外せる物は外すのが当時のレーシングカーの考えだが、改造車においてはバンパーレス=ワルっぽく見せるテクニックなのである。フロントバンパーを外した代わりにオイルクーラーを付けるのも定番のワザだ。このハコスカはフロントグリルとテールランプのパネルも取っ払っているから、よりスパルタンな雰囲気を醸し出している。
ライトは角目を移植するわけでもなく、ライトカバーを付けるのでもなく、本来の丸目4灯を生かしているからハコスカの面影がちゃんと残っている。スポイラーはチンスポと板ッパネ、どちらもハコスカの定番アイテムを装着。ホイールはSSR・マークⅢ、リアフェンダーはキレイに成型している。内装はモモのステアリング、バケットシートなど。純正ウッドパネルが味わい深い。