フォードGT40レプリカで作るミウラレプリカ

ブランド:LB-WORKS
車種:フォードGT40

 東京オートサロン2018で初披露したリバティーウォークブースの目玉は、まさかのランボルギーニ・ミウラ!? ランボを得意とする同社だが、ついに市場では億越えのヒストリックカーにも手を出したのかと思いきや、実は本物のミウラではない。ベースは1960年代にレースで活躍し、ミウラと同じく希少価値が高いフォードGT40…のレプリカ。このレプリカをベースに、ミウラのレプリカを作ってしまったという奇想天外な1台。レプリカでレプリカを完成させる、同社の加藤代表は今までにありそうでなかったオンリーワンのカスタムに挑戦したというわけだ。

 短かったホイールベースを延長し、ミウラ風のボディをFRPで製作するなど、可能な限り実車の雰囲気に近付けてからLBワークスのオリジナルパーツを投入。スポイラーは余計なアレンジを加えず、当時らしくシンプルにデザインしたチンスポ&3分割ハネで武装。フェンダーも往年のワークス形状を採用し、専用品と見間違えるほど自然な仕上がりとなっている。ホイールは極太サイズのSSR・マークⅢ、タイヤはアドバンを組み込んだ。車高はイデアルのエアサスで限界まで落とし、屋根の低さをさらに強調。ボディカラーは東京オートサロン初出展時は黒1色だったが、その後赤×黒のアドバンカラーにオールペン。より当時の改造車っぽいビジュアルに変身した。