専用エンジン12Aを搭載したカペラロータリークーペ

撮影日:2017年4月23日
イベント:第8回旧車ミーティング(広島県)
ナンバー:広島県

MAZDA ROTARY COUPE GS
カペラロータリークーペGS(1970年〜1974年)

 これは珍しい!水冷2ローターの12Aロータリーエンジンを搭載した、カペラロータリークーペだ。10Aをベースにローターハウジング幅を10㎜広げて最高出力とトルクを高めた、カペラ専用に開発されたエンジンである。こちらの車両はヘッドライトが角2灯から丸4灯に意匠変更された後期型。フロントバンパーを取っ払ってチンスポを付け、精悍なフロントマスクを作る。

 小振りなオーバーフェンダーを装着しているため当時各メーカーのスポーツカーに設定されたホットモデルのような佇まいだが、カペラロータリークーペにオーバーフェンダー付き車はなかった。ウイングは当時にこだわらず、大きなGTウイングをセット。走るためにチョイスしたのだろう。リアバンパーも外しているためスッキリとした様相。吸盤でウインドウにくっつける、当時物のウルトラマンストップランプが泣かせる。