マークⅡ&チェイサーに遅れてビスタ店からデビュー

撮影日:2017年4月23日
イベント:第8回旧車ミーティング(広島県)
ナンバー:福岡県

TOYOTA CRESTA
クレスタ(GX51型:1980年〜1984年)

 トヨタの最高級パーソナルセダンという位置付けで、1980年にデビューしたGX51クレスタ。角4灯のヘッドライトとスクエアでシャープなボディラインが特徴。同年10月にマークⅡとチェイサーがフルモデルチェンジを行ったことで「マークⅡ3兄弟」が誕生となったが、クレスタは4ドアハードトップのみで他の2台と違ってセダンの設定はなかった。デビューからわずか2年でマイナーチェンジを実施してGX61型へと移行したため、今となっては現存する個体は少ない。

 こちらのクレスタはゴールドとブラウンのツートンカラーがゴージャス。改造としては純正の良さを行かす方向で、フェンダーミラーをそのまま残しているのもこだわりと思われる。下まわりを小振りなリップスポイラーと張り出しのあるサイドステップ、スリットスポイラーで固めて車高の低さを強調。フェンダーを叩いてリムガードで合わせたツライチが圧巻である。