純正パーツを外さないところにポリシーを感じる

撮影日:2017年4月23日
イベント:第8回旧車ミーティング(広島県)
ナンバー:広島県

NISSAN SKYLINE
スカイライン(C10型:1968年〜1972年)

 ハコスカは年式によって外装の意匠が異なり、3分割のフロントグリルとメッキのオーバーライダーが付いたフロントバンパーは昭和44年頃のモデルに採用されたもの。後期型にこれらのパーツを移植して、前期仕様にモディファイしているハコスカも多い。ハコスカはバンパーレスにするなどスパルタンに振ったクルマをよく目にするが、こちらの車両は前後のバンパーは外さず、モールなどのメッキパーツやエンブレムもそのまま残している。GT-R意識でカットされがちなリアのフェンダーアーチも本来の形状をキープしているのは、今となっては珍しい。車高をキッチリ落とし、深リムのハヤシストリートをセッティング。チンスポを付けているため、車高がより低く見える。このまま大事に乗り続けて欲しいものだ。