滑らかなオールパテ埋めボディに注目

発売:1983年10月号
車種:カリーナGT 1975年式

 スーパーホワイトパールに全塗装されたカリーナGTはチバラギ発祥の茨城県が生んだホットなマシン。何と言っても自慢はすべてのパーツをパテ埋めしたこと。バンパーを取っ払って作ったデッパはサバンナワークスと一体化することで、美しい仕上がりを実現している。
 後ろに行くにつれて広がりを持たせたサイドステップも、パテでフェンダーと繋ぎ合わせている。シルエットウイングもパテでトランクとのすき間を埋め、念のためバーを足して補強している。ホイールはF10・R11.5Jの加工鉄チン、タイヤはダンロップスリックにミゾを後入れするという荒ワザに出た。なお10月号は、「われらチューニング仲間」も必見。伝説の名車「武藤Z」率いる、鬼羅連合ニーナ・モーナが掲載されているぞ。