ヤンチャなムードを盛り上げるテーマ曲!?

パーツ名:エアホーン
流行時期:1970年代以降

 暴走族を連想させる音として、テレビでも効果音で使われているラッパ型のエアホーン(ミュージックホーンとも呼ばれる)。「パラリラパラリラ……」、という音がそれである。古くから2輪に使われてきたアイテムだが、4輪でも本来のクルマ用ホーンと別に使い分ける人がいる。クルマの場合はエンジンルームの空いたスペースに取り付けるのが一般的で、スペースに余裕がない今のクルマではちょっと難しい。中にはバンパー開口部やグリルから、意図的にラッパを出すケースも。
 5連はラクカラーチャ、6連はゴッドファーザーとラッパの本数によって曲目が異なるのが特徴。音色はラッパの素材で微妙に異なり、現在手軽に入手できるのはプラスチック製。ひと昔前はスチール製、通称「鉄ラッパ」が多かった。マニアにいわせればプラスチックよりスチールの方が乾いた良い音を出すとか。