LBワークスをより身近な存在にした名作

ブランド:LB-WORKS
車種:NISSAN GT-R TYPE1

 LBワークスは大排気量の国産スポーツカーもターゲットとしており、日産が誇るR35GT-Rは2013年のSEMAショーでフェラーリ458イタリアと同時に発表。今やGT-RのLBワークス仕様は日本全国に存在し、大手ホビーメーカーからプラモデルやミニカーも販売されるなど、老若男女問わず高い知名度を誇る名作である。かなりの出幅を持つリベット留めのワイドフェンダーはクオリティが高く、かつてはハコスカ&ケンメリGT-Rにも純正でオーバーフェンダーが採用されていただけに、似合わないはずがない。

 そしてこのGT-R、エアロのバリエーションが非常に豊富な点も見逃せない。フォグレス仕様のシンプルなタイプ1、2017年モデルのフロントマスクを再現したタイプ1.5、さらに17年以降のモデルに対応したタイプ2と3つのバリエーションを用意している。
 今回、紹介するのはデビュー作であるタイプ1。フロントバンパーのデザインは、自社のGT-Rの中では最もシンプル。左右に開口を設けず、奥行きを付けたセンターの開口部とメッシュ仕上げのグリルでスパルタンなフロントマスクに仕立てた。さらにコネクションロッドで吊った薄型のアンダーフラップがスポーツマインドを刺激する。一方リアディフューザーはセンターにフィンを設け、外側に広がってエンド部を立ち上げたデザインが特徴。R35GT-Rの特徴であるビルトインマフラーを生かしたまま、躍動感を底上げした。ウイングはダックテールタイプと2本足のスワンネックタイプが選べる。

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