ハマグリボディが斬新な2代目シルビア

撮影日:2018年2月17日
イベント:Nostalgic2days(神奈川県)

NISSAN NEW SILVIA
ニューシルビア(S10型:1975年〜1979年)

 シルビアと言えばドリフトブームに大きく貢献したS13、80年代に改造車のベースとして人気を博したS110を連想する人も多いだろう。実はこのクルマもシルビアで1975〜1979年まで販売された2代目のS10型である。正式名称は「ニューシルビア」。初代が1968年に生産を終了し、7年振りにシルビアの名が復活したことから「ニュー」を付けたのだと思われる。

 サイドの太いプレスラインを境に下側を内側に絞り込ませたボディラインが特徴で、形が似ていることから「ハマグリ」という愛称が付けられた。しかし北米をターゲットとしていたスタイリングは日本市場ではなかなか受け入れられず、不評に終わった。ゆえに現存する個体は少なく、こちらの車両のようにコンクールコンディション級のフルノーマル車は希少。