レーシーなシルエットフェンダーを自作で

発売:1982年7月号
車種:セリカLB 1976年式

 この時からすでに千葉&茨城の改造車レベルは他県よりも一歩抜きん出ており、カバーカーに選ばれた千葉県のセリカLBは何と鉄板でシルエットフェンダーを製作。グループ5仕様のLBに強い影響を受けたと思われるが、まだ板金技術が乏しかった時代に自作でここまでキレイに作ったのだから素晴らしい。
 前後のバンパーはレーシングカー風に取っ払い、ワークス用のスポイラーをフロントフェンダーと上手に一体化している。ここまで大きなフェンダーだから、SSRマークⅡもF10・R12Jという極太サイズじゃないと合わない。タイヤは定番のダンロップCR88。エンジンは18R-Gに換装した上で軽量フライホイールやイエローコード、CDIなどでチューンアップ。足まわりはカヤバショック+レーサスカットで落とす。