トヨタが誇る最高級車をオールパテ埋め

発売:1987年10月号
車種:センチュリー 1984年式

 V8エンジンを搭載したトヨタの最高級セダン、センチュリー。ノーマルでも異彩を放つ重厚なスタイリングを、改造車御用達のパーツでコッテコテに仕上げた。外装はセリカワークス、鉄板製のサイドステップ、フェンダースポイラー、ボンネットダクト加工、ケンメリ用ウイング、フェンダーダクトなど多数。一部FRPパーツを除いて、オーナーが自分で製作したのもこだわり。
 パーツ類はすべてパテ埋めしているのも自慢で、使ったパテは何と8kg。足まわりはフロントノーエア、リアノーサスで限界までローダウン。「センチュリーではこれ以上は難しい」という限界の極低車高を実現した。ホイールは鉄チンワイド加工14インチ、タイヤはCR88を合わせた。内装は28φのウッドステアリング、50万円近くかかったパイオニアのフルコンポ。当時最先端のCDデッキも装備していた。