ゴージャスなムードを注入したフィン
メーカー名:ワーク
ホイール名:EウイングⅡ
発売時期:1984年
80年代前半から、BMWチューナー・アルピナのデザインに影響を受けたと思われる細身のフィンホイールが、各メーカーから続々とデビュー。どのモデルも各社の独自性が見て取れたが、中でもうま〜く自分のモノにしてしまった感が強い個性的な1本がワークの「EウイングⅡ」。
デビューは1984年、GX61・71や10ソアラなど、当時のドレスアップ界をリードしていたハイソカーに履かせるために開発された、言わば高級志向ホイールの先駆けである。ナットを隠してデザインの自由度を高めるセンターパッケージ方式を採用し、他と差別化を図っていた。センターキャップは黒地をベースに、ゴールドメッキとシルバーメッキを用意。こちらのⅡはフィンタイプだが、Ⅰはメッシュ、Ⅲは星型の5本スポークとなる。