最先端の技術でKP61の走りがさらに進化

撮影日:2018年2月17日
イベント:Nostalgic2days(神奈川県)

TOYOTA STARLET
スターレット(KP61型:1978年〜1984年)

 コンパクトなボディで駆動方式はFR。今の国産車にはない走りの素質を持ったKP61スターレットは、当時走り屋の間で大人気に。搭載した4Kエンジンはチューニングパーツも多く、イジりやすいと評判だった。今はタマ数が少なくなったので峠で現役のマシンを見る機会はなかなかないが、プライベートでサーキット走行を楽しむ愛好家たちも未だに存在する。

 こちらの浅間レーシングKP61スターレットは、4Kエンジンをベースに1430ccまでボアアップ。ヘッドは5軸NCによりマシニング加工を施し、燃焼効率を向上。ビッグバルブやカムなど貴重なTRDパーツも数多く投入され、ハイスペックなエンジンへと導いた。外装はTSレースでもおなじみ、TRDのスポイラーとワークスフェンダーをセット。ブリスター形状のフェンダーは改造車に流用されることも多かった。