あえて段差を残して埋めたウイング

撮影日:2017年7月17日
イベント:第4回富士河口湖オートジャンボリー(山梨県)
ナンバー:山梨県

NISSAN SKYLINE
スカイライン(GC210型:1977年〜1981年)

 ラベンダーに近いパープルのカラーリングが不良っぽいオーラを放っている、2枚ドアのジャパン。フロントグリルやオーバーフェンダー、ビタローニミラーなどブラックで塗られたパーツはさり気なくラメが入っており、ワルっぽさだけでなくギラッとした輝きでも魅了する。フロントマスクはチンスポとホースをグリル内に押し込んだオイルクーラーで表情を整え、よく見るとライトには遊び心でタコメーターが内蔵されている。実際に機能するのか気になるところ。

 ビス留めのオバフェンに収めたホイールは、イカツくて重厚感があるSSRマークⅠ。車高も程良くローダウンして、重心を低く見せる。ウイングは大きな3分割をパテ埋めしているが、ボディとの段差を残したまますき間を埋めているのが他のクルマとの違い。マフラーは面白いガトリングガン風。ナンバーの横にはなぜかトランスフォーマーのエンブレム。こういう細かいところでオーナーの個性を知ることができる。