力強さを感じる太めの4本スポーク

メーカー名:スピードスター
ホイール名:SSRマークⅡ
発売時期:1971年

 1971年5月に誕生したマークⅠはディスク面に穴がなくブレーキの放熱性が悪いため、レーシングカーに装着するには少々不安があった(もちろん市販車レベルならまったく問題なし)。それを解消するため、同じ年の8月に登場したのが「マークⅡ」。

 フラットでシンプルな4本スポークは力強さがあり、ブレーキ熱の逃げも解消できるという見た目と実用性を兼ね備えた1本。幅広いサイズバリエーションと鮮やかなカラーディスクで、速さを求める街道レーサー、目立ちたがり屋の改造車乗りから熱烈に支持された。

 当時モノはスピードスターロゴの刻印が英語ではなく、カタカナ表記となっている。マークⅠと同様に現在もタナベSSR事業部から販売されており、13・14・15インチが用意されている。