時代を感じる標準のオーバーフェンダー

撮影日:2018年8月5日
イベント:勇士会旧車ミーティング(北海道)
ナンバー:北海道

TOYOTA SPRINTER TRUENO
スプリンタートレノ(TE27型:1972年〜1974年)

 昭和40年代は純正でオーバーフェンダーを装備したスポーツモデルが続々と登場。日産はハコスカ&ケンメリGT-Rにフェアレディ240ZG、三菱はギャランGTO・GSRにオーバーフェンダーを採用した。トヨタは唯一、TE27レビン&トレノにオーバーフェンダーを標準装備。上級グレードは115馬力の2T-Gエンジンを搭載するなど若者向けのホットモデルという位置付けとなり、ベーシックなカローラと差別化を図っていた。

 北海道で見つけたこちらのTE27トレノは、50年近く前のクルマとは思えないほどコンディションが良い。カラーリングはTE27ではおなじみのモスグリーンで、正式名称はインディアナポリスオリーブ。チンスポとトランクスポイラーを追加してレーシーさをアップ。ホイールは深リムのフォーカスレーシングを付ける。