カッティングで誰よりも目立つ作戦に

発売:1985年11月号
車種:ソアラ 81年式

 貼るだけで手軽に目立てるカッティングが流行り始め、グラチャンではトラストのロゴや、ビールやジュースの銘柄をボディに貼ったクルマを多く目にした。カバーカーの10ソアラはフェンダーをワイドにしているわけではないが、カッティングによるインパクトあふれるアレンジが斬新だった。ボンネットに入れた「EXPO」の文字は、ちょうどこの年につくば科学万博が開催されたことにちなんだもの。ラメ入りのシートを使っているため、光が当たるとキラキラ輝く。ボンネットとドアには斜めのラインを入れ、ドアには当時流行ったトラストのロゴを入れる。この時代は星マークも人気を集め、サイドウインドウには無数の星がきらめく。鋭く尖ったフェンスポとシルエットウイングは自作オリジナル。